台湾のトイレで困らないために

台湾のトイレで困らないために

台湾のトイレはトイレットペーパーを流していいのか、流してはいけないのか、迷うことがありました。それ以外にも悲惨な経験をした私の話を交えながら考えていきたいと思います。

台湾ではトイレットペーパーを「衛生紙(ウェイシェンジー)」と言います。中国では「手纸(ショウジー)」です。

先にお伝えしておきますが、食事中や食事前であるなら、この記事を読むのは後程にしていただきたいです。

筆者の台湾のトイレでの悲惨な経験

私は台湾に来てから数回程、外出先で激しい便意をもよおし、トイレに駆け込んだことがあります。便意をこらえていた時に、トイレを発見すると、とても安心した気持ちになりますね。直ぐに扉を開け、「バタン、ガチャッ」と鍵をかけ、急いでベルトを開け、ズボンを下ろし、用を足してしまうものです。その安堵感は何物にも代え難いです。

しかし私は、そういう時に限って、2回は次のような状況でした。

(1) トイレ個室内にトイレットペーパーが品切れ状態
(2) 品切れどころかトイレットペーパー自体提供していないトイレ

このような状況が各1回ずつ発生してしまったのです。日本なら当たり前のようにあるトイレットペーパーが、台湾だと場所によってはありません!油断してはならないのです!

しかもそういう時に限って、いつもならバックの中にあるティッシュがないのです。さて、どうしたものかと考え、荷物を調べてみると、街中でもらったマスクがありました。(台湾では街で広告とともに一枚だけ入ったマスクをもらえることがあります。台湾でも大気汚染があり、汚染大気を吸い込むのを防ぐためにマスクを使用している人もいます。原付に乗っている方はマスクしている人が多いです。)

私はマスクでお尻をふいて、ゴミ箱に捨て、困難を乗り切ったのです。幸いその時の大便状況は一枚のマスクで綺麗になる程でした。

もう一回は更に悲惨なことに、ティッシュもなく、マスクもなかったのです。その時はスマホと財布、ペットボトルの水だけが携帯品でした。皆様だったらどうしたでしょうか。まず頭によぎったのが、パンツで拭き、パンツを捨てていくということ。しかし、トイレのゴミ箱に大便付きのパンツが捨ててあったら実に奇妙です。それだけは避けたいと変なプライドが生まれてしまったのです。

そう思った私は、ペットボトルの水を使いました。
というのもアフリカでは、大便器の横に水の入ったバケツが置いてあり、それを利用してお尻を綺麗にするということを聞いたことがあるからです。次の人もそれでお尻を洗うのかと想像すると衛生的ではないとは思ってしまいます。

今回は幸い和式便器であったので、洗いやすく、便座を汚すようなことはなかったです。そして、お尻を綺麗にした手とは逆の左手で、ズボンを履き、水を流し、扉を開け、手洗い用の蛇口を捻ったのです。慣れない左手だけということもあり、かなり時間がかかりました。左手で拭いておけば良かったと後悔もしました。手洗いの時には、ポンプ式の石鹸があったのは幸運でした。念入りに手を洗い直ぐに帰宅の途に向かい、自宅でシャワーを浴び、爪も切りました。パンツも単独で洗ってから洗濯機を回しました。

台湾に来てまでこんな悲惨な目に合わないよう、皆様はポケットテッィシュを携帯することを強くお勧めします。

トイレットペーパー設置の有無について

台湾のトイレにはトイレットペーパーの設置については有無を含め三種類あります。

(1) トイレットペーパーが個室内に設置してある
(2) 個室内にはトイレットペーパーはないが、トイレ内共用部の壁に設置してある
(3) どこにもトイレットペーパーがない(持参したもので対応)

台湾全土のトイレを把握するのは不可能ですが、私の経験から通常の店舗なら大体は(1)です。(2)は学校や駅、比較的大きな公園などで見かけました。人が多い場所は、トイレットペーパーの補充などにおいて管理しやすいからでしょうか。(3)は公園で見かけることが多いですが、スーパーか飲食店の店舗でも見かけたことがあります。ただし、(1)でもトイレットペーパーが切れているという状況も約半年間の台湾滞在期間で10回程見かけました。日本だとトイレットペーパーは、「なくなる前に補充」ですが、台湾だと「なくなってから補充」と考えている人もいそうです。

トイレットペーパーの貼紙による指示

こちらも貼紙の有無を含め三種類あります。

(1) 貼紙には「トイレットペーパーは便器に流しなさい」との内容
(2) 貼紙には「トイレットペーパーは便器に流してはならない」との内容

(3) 貼紙等がなく不明

上の(2) の写真には、「請勿」という書き言葉がありますが、意味は「~しないでください」との内容です。日本語の記載があれば分かりやすいですね。しかし、台湾ではもちろん日本語の記載がないものがほとんどです。

私が見た限り、「請勿」が記載されている場合は、ほとんどが(2) の「トイレットペーパーは便器に流してはならない」との内容でした。しかし、「請勿」という文字を使いながら、「トイレットペーパーはゴミ箱に捨てないでください」との内容を見たことがあります。「請勿」とういう文字があるからと言って、必ずしもトイレットペーパーはゴミ箱に捨てればいいというものでもないのです。

また、(1) の指示内容でも大量にトイレットペーパーを流すと、詰まる恐れがあるとの記載内容を見かけます。トイレットペーパーの量が多くなる場合は、2回に分けた方がいいかもしれません。

私が今まで見た台湾のトイレ(1)~(3)全てのトイレにおいて、便器脇にはゴミ箱はありました。

その他の情報

  • トイレ前にトイレットペーパーの自動販売機があるにもかかわらず、トイレ内共用部の壁にトイレットペーパーを設置してあることがあった。
  • トイレットペーパーをゴミ箱にため、たまったらゴミ回収をするのは、細菌等の感染のリスクが高まると、ある台湾の医師は訴えています。それ以上に手洗いの遂行が必要であるとの意見もあります。
  • 台湾のトイレットペーパーは、水溶性と非水溶性があります。
    トイレットペーパーを購入する時に、それが水溶性かを判断するには、(1)水溶性のマークで示す、(2)文字のみで示す、の二通りがあります。
    (1)水溶性のマークで示す場合
    このマークを使う業者は何社かありました。統一されると有難いです。

    (2)文字のみで示す場合

    これら水溶性の表示は曖昧なところがあり、一般市民としは認知しずらい状況となっているようです。

  • 古い建物では、菅が詰まりかけていたり、不備があったりして、トイレットペーパーを流すと詰まる恐れがあります。「絶対に流すな!」という貼紙も見たことがあります。
  • 水を流すレバーが上部にある紐を引っ張るタイプもあります。
  • 今後台湾でも全てのトイレがトイレットペーパーを流してもいいようにすることは、課題になってくると思われます。
喵咪喵咪

食事になれていないと、急に下痢をする場合があるよ。気を付けてね。

結論

台湾のトイレで困らないために‥‥

  • 基本は貼紙の指示内容に従う。分からなければゴミ箱に捨てる
  • 「トイレットペーパーは便器に流しなさい」との指示内容でも、一度に大量に流さない
  • 古い建築物のトイレではゴミ箱に捨てる
  • 旅行者はポケットティッシュを常に携帯する