
台湾の昔ながらのおやつ「黑糖挫冰、豆花、仙草奶凍」
台湾に旅行した時、もし夜市以外で色々なお店を探索したいと思っていらっしゃるなら、
大学の近くを歩いみてみると様々なお店が発見できるかもしれません。しかも、通常より若干安い気がします。学生が多いから安くても、たくさん売れれば利益があがるのでしょう。
このように値段を安くして、たくさん売ることを日本語では“薄利多売”と言います。漢字を見たところ日本人や台湾人も意味が分かるのではないでしょうか。日本語読みでは「はくりたばい」と読みます。中国語では、“薄利多銷(繁体字:ボォーリィードゥオシャオ)”、“薄利多销(簡体字:ボォーリィードゥオシャオ)”と読まれます。
今回ご紹介しますお店は台南にある「冰點冰品屋」というお店は、台湾の昔ながらの味を楽しめます。店長も愛想が良く、親しみやすいお店です。
黑糖挫冰(ヘイタンツゥオピン)
まずは、黑糖挫冰(ヘイタンツゥオピン)、山盛りのかき氷に4種類の具材をトッピングできて45台湾ドル(日本円150円弱)ととてもお買い得。まだまだ暑い台湾では、
これだけの氷を食べると火照った身体をクールダウンさせてくれます。そしてかき氷にかけるシロップも黒蜜のような味がしてとても美味しいです!かき氷やその他のトッピング具材とも相性がとても良いです。
黑糖挫冰ということであるから、是非、黒唐をトッピングしてください。黒糖は健康に良いことは既に周知されています。日本でも沖縄産や鹿児島産の黒糖は有名ですね。台湾も気候が近いから黒糖が作られるわけですね。黒糖はサトウキビの絞り汁を煮詰めて作る黒褐色の砂糖です。
黒糖には、主成分のショ糖以外にも豊富なミネラルやビタミンも含まれおり、血圧の調整(高血圧→血圧低下)や肌の湿潤度を高めてむくみを予防、ビヒィズス菌を増加させるため腸を正常にさせる効果などが知られています。
また、台南でも昔から使われた料理やおやつがあったのです。
豆花(ドォウファアー)
今回食べた豆花はほどよい甘さが口の中に広がり、若干のさっぱり感ありました。豆花のタレ(水分)も美味しく、台湾に来たら是非一度は食べたほうがいいでしょう。お勧めは動画の中にもある紅豆(ホォンドォウ:日本でいう「あずき」)と一緒に食べることです。とても双方の味がマッチングしています。豆乳で作られるので、栄養価も高いですね。値段は35台湾ドルで一種類のトッピングを選べます。更に追加でトッピングを増やしたい場合は、5台湾ドル加算すれば購入できます。
仙草奶凍(「シィエンツァオナイドォン」)
見た目がコーヒーゼリーみたいですが、
食べたところほのかな甘みがあるゼリーです。
店長にコーヒーフレッシュをかけて食べるのを勧められました。トッピングがなければ、まさにコーヒーゼリーかと思いますね。黒糖ゼリーと見た目変わりません。味も似ている感じがしますが、仙草の方が漢方的な味がします。上手な表現方法ではなくすみません!このゼリーは仙草という植物からできたゼリーです。
夏気あたり防止のデザートとして昔から人気があるそうです。
糖尿病や高血圧、風邪、関節炎、筋肉痛などに対しての緩和効果があると言われています。値段は35台湾ドルで一種類のトッピングを選べます。
トッピング情報
中国 日本
綠豆 ➡ 緑豆
紅豆 ➡ 小豆
軟花生 ➡ 柔らかい落花生
硬花生 ➡ 硬い落花生
芋園 ➡ 芋圓(うえん:里芋から作られたもの)
地瓜 ➡ 薩摩芋
湯圓 ➡ 餡のない団子みたいなもの
粉圓 ➡ タピオカパール(小さい球状のタピオカ)
薏仁 ➡ ハトムギ
・・・などがありました。
店舗情報について
店舗名:冰點冰品屋
住所:台南市東寧路130之1號
電話番号:06-2353456