台南の有名な書道家

能筆方法に特徴がある書道家

台湾台南に美しい字を書くということで有名な書道家が路上で丹精込めて字を書いていました。筆を下ろす瞬間から筆を離す瞬間はもちろん、筆を離した後も、この書道家の能筆は終わっていません。最後まで文字を見つめながら、それに魂を込めるように、念を込めるように、身体中でそれらを解き放っています。美に対する感覚だけでなく、スポーツのように本人しか分からない感覚が、きっとそこにはあるのだと思われます。これ程までに身体中を使って文字を書く方は初めて見ました。まさに全身全霊で取り組んでいらっしゃいますね。

そしてこちらの書道家の特徴として、筆を持つ場所にこだわりがあるそうです。筆の尻骨に近い筆管(筆の末尾付近)を持つのです。その部位を持たなければ、筆が死んでしまい、本来の筆の性質を活かせないとのことです。こちらの書道家は、筆を持つ部位によって字が全く変わってきてしまう、筆の末尾付近を持つことにより綺麗な字が書けるのだと力説しています。そして、これらの技量は常に100%を出し切っているそうです。

撮影の許可を頂き、動画にしたものを添付しておきます。撮影中には、わざわざ他の書道セットと高級紙を使い、改めてパフォーマンスを見せてくださりました。

国際書道展で金メダルを受賞された方で、いくつかのニュース番組でもこの書道家を取り上げられ、報道されたそうです。その内の一つはYouTubeでも見られました。YouTube:東森新聞 CH51 蹲馬步寫書法 自封「書法史上第一」

有名な書道家がいた台南の場所

「701台南市東區(小東路と中華路の交差点)」
台湾鉄道台南駅から自転車で10分程です。

書道について

漢字は、日本人も使うので欧米人よりは覚えやすく、使いやすいので、親しみやすいですね。漢字は我々の祖先が中国から学んできましたが、その本場とあって台湾の漢字は日本より複雑でより知的に感じられてしまいます。現在の中国は簡体字になり、日本より単純な字体となっています。それは少し寂しいものを感じます。台湾の繁体字は伝統を守り、今後変わることがないよう願わずにはいられません。

私が小学生時代には習字の授業もありました。字は綺麗に書けることに越したことはありません。むしろ字は綺麗にかけた方がその人の印象が良くなります。役所に届け出する場合に私はもっと上手に字が書けたらなと思うものです。字を綺麗に書くことは、練習すればある程度は上達しますが、人並み以上に綺麗に書くことは絵画と同じように才能が左右するのではないかと感じています。

今はコンピューター社会で、ホワイトカラーはパソコンで仕事をすることが圧倒的に多いです。そんな時代だからこそ、綺麗な字に出会うと、素敵な景色や音楽、小説、映画と出会うよう感動してしまいます。