北投温泉について【台北】

北投温泉について

日本人統治時代に開発された北投温泉ですが、戦後は廃れてしまいました。しかし、1990年代になり、地元人が浴場を見つけ、存続させようと努力した結果、1997年には台湾政府から市定古跡に指定されました。北投温泉博物館は、台湾で初めて地元住民の力によって保存された古跡でもあります。

台湾水道局によれば、地熱谷の面積は約3500㎡あり、深い谷から湧き出している温泉です。高温個所の温泉は90℃以上にも達するとのこと。

以前は、地元人が温泉の湯で卵をゆでたり、観光客が不注意で火傷をしたり、温泉が汚染されたりしたため、西暦1993年に地熱谷を行政が保護管理することにしました。

温泉の沈殿物によって生成された鉱物を北投石といいます。この北投石は「台湾の北投温泉」と「日本の秋田県玉川温泉」にだけ存在し大変貴重なものです。北投石は北投温泉で世界で初めて発見されたため、その名をとって北投石と呼ばれています。北投石は、鉛を含む重晶石(硫酸バリウム)の一種でラジウムを含むため放射性を有しています。

北投石は地熱谷と北投温泉博物館で見られます。
日本の秋田県では、北投石を学術上貴重なものとして特別天然記念物に指定され保護されています。

温泉の色は淡い緑色です。療養やリハビリ等の効能があるそうです。地元人だけでなく、台湾全土の台湾人や外国から訪れる人もいます。大正時代には、日本の天皇も立ち寄ったことがあるらしいです。

温泉の質:酸性緑色硫黄泉類、酸性硫酸塩泉に属する。PH値1.2~1.6

北投温泉施設について

新北投駅周辺にはいくつかの宿泊施設兼温泉施設が存在します。宿泊客専用の露天温泉風呂もあります。
台北駅から1時間未満で、これだけのリゾート地があるとは素晴らしいですね。何度も行きたくなるような場所です。

今回は、なるべく安く、また、多くの人と交流できそうな温泉施設を探してみました。

◆北投公園露天温泉浴池
新北投駅より徒歩8分
住所:台北市中山路6号
毎日営業
地元人がこよなく愛する温泉施設です!

開放時間は、5:30~7:30、8:00~10:00、10:30~13:00、13:30~16:00、16:30~19:00、19:30~22:00と区切られています。この時間内にしか入浴は出来ず、時間をまたいで再入浴する場合には、再び入場チケットを購入しなければなりません。清掃をしたり、水質の検査等をするためだそうです。

どの時間帯も多くの人が訪れます。
5:30~7:30はMRTが動いていなので比較的お客さんは多くはありません。
8:00~10:00は台湾人の高齢者割引があり、ご高齢の方が多くいらっしゃいました。

温泉は混浴です。ルールとしてスクール用の水着を着用しなければなりません。海パンや水着以外のものでは入浴できません。
水着は購入することもできます。値段は250台湾ドル~1000台湾ドル弱の水着があります。

入場チケットは1人40台湾ドルです。
(日本円で150円程)

◆個室専用の温泉施設
水着を着用して温泉に入るのが嫌だという方は、ホテルの中の温泉施設を利用するか、写真のような個室の温泉施設もあります。そこでは、宿泊ではなく、時間単位で入浴するそうです。撮影された場所は一人用は40分150台湾ドル、二人用は40分300台湾ドルでした。

◆復興公園の足湯
新北投駅より徒歩3分
住所:台北市中和街61号の向かい側

北投には無料の足湯が三カ所ありますが、その内の一カ所は駅からとても近くにあります。
足湯は翡翠のような緑色の「青湯」で、慢性皮膚病や筋肉疲労、新陳代謝の促進に効果があると言われています。

その他二カ所は次の場所にあります。
◇泉源公園の足湯
 住所:台北市珠海路155号

◇硫黄谷の足湯
 住所:台北市泉源路77号の斜め向かい

観光スポット「地熱谷」

新北投駅より徒歩13分
住所:台北市中山路の突き当り
自然の湧出温泉が見られます。北投に来たら見ておいた方がいいでしょう。
運営時間:午前9時~午後5時
休み:毎週月曜日、旧暦の大晦日と初日
管理責任者:台北水道局

北投温泉の動画

動画の中の「北投公園露天温泉浴池」、「復興公園の足湯」、「地熱谷」どれも新北投駅近くにあります。